7月7日、私の初の単著『日本株「配当×株主優待」で生活費消し込み投資』(ART NEXT)が発売となります。
この記事では、本書に込めた思いと、どんな人に読んでほしいかをお伝えします。
「資産は増えているのに、生活は苦しいまま」という矛盾
その感覚、正直だと思います。
NISAで積立を続け、数字の上では資産は少しずつ増えている。でも、食費も光熱費も通信費も上がって、毎月の家計は以前より苦しい。将来の安心のために投資をしているのに、今の生活が全然ラクにならない。
これは矛盾ではなく、インデックス投資の構造上の問題です。インデックス投資は「将来の資産形成」には優れていますが、「今の生活費の軽減」には直接機能しません。売らない限り、現金は手元に来ない。
端的に言えば、「将来のための我慢」を強いる投資です。
配当と株主優待は「今すぐ使える」投資収益
本書が提案するのは、「生活防衛投資」という考え方です。
配当は、株を売らなくても毎年受け取れる現金です。株主優待は、食費・日用品費・外食費・移動費などを直接置き換えられる仕組みです。この2つを家計に組み込めば、投資は遠い将来のためだけでなく、今の暮らしを支える力になります。
私がセミナーでよく使う例えがあります。インデックス投資は「20年後に大きな木になる種を植える」投資。一方、配当・優待投資は「毎年果実を収穫できる木を育てる」投資です。どちらが正しいということではなく、家計の状況や目的に合わせて組み合わせることが大切です。
「おすすめ銘柄集」ではなく「家計目線の実践書」
重要なのは、本書が単なる「高配当株ランキング」ではないという点です。
NTT・KDDIで通信費を取り戻す。イオン・日本マクドナルド・すかいらーくで食費を削る。マツキヨコカラ・コスモスで日用品費を減らす。JR東日本・INPEXで移動費・エネルギー費を緩和する。
このように、支出の項目別に「どの銘柄が、どの生活コストに対応するか」を整理しています。株価・必要投資額・配当利回り・優待内容・こんな人に向いているまで、家計の視点で具体的に解説しました。
本書の目次
- 序章 「我慢のインデックス投資」から「生活が変わる日本株投資」
- 第1章 生活防衛投資の基本設計
- 第2章 生活の必須コストを削り落とす日本株(通信費・食費・日用品費・移動費・エネルギー費)
- 第3章 生活のゆとりを守り、ポイント経済圏で増幅(余暇・レジャー・健康・美容・ポイント活用)
- 第4章 50〜60代のための防衛投資
- 第5章 少額投資から始める
- 第6章 50〜60代の防衛投資を支える保有・見直しルール
- 終章 生活防衛投資が人生を豊かにする
こんな方に読んでほしい
- 新NISAで積立をしているが、今の家計には何も変化を感じない方
- 物価高で毎月の生活費の重さを感じている方
- 配当・優待投資に興味はあるが、何をどう選べばいいか分からない方
- 50〜60代で、老後に向けた現実的な投資術を探している方
224ページ、税込1,650円。Amazon・全国書店にてお求めいただけます。
ぜひ手に取ってみてください。
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