概要

  • 氏名:岸 泰裕 (きし やすひろ)
  • 生年月日:1985(昭和60)年1月18日
  • 最終学歴 早稲田大学大学院ファイナンス研究科 修了(金融工学MBA)

職務要約

  • 明治大学卒業後、日興およびシティの主たる持株会社である日興シティホールディングス株式会社の経理部に勤務し、税金や会計の面から事業再編戦略に関わる。その際には日興とシティの合併や、SMBCへの日興売却、子会社再編などを経験。また、証券会社経理部や金融持株会社での有価証券報告書や決算短信、事業報告書等の開示やオフサイトモニタリング等の当局報告の分野を担当した。なおその際には勤務後や週末を利用して早稲田大学大学院ファイナンス研究科へ通学し、金融工学MBA を取得した。
  • 日興が三井住友銀行子会社となった後には、J-SOXにかかる業務のマニュアル化やスプレッドシートコントロールの推進、パッケージソフト導入の検討やツール作成による業務効率化やフロー再構築を主導的に行った。またOracle やCalypso の導入プロジェクトにも参加し、ユーザーサイドとシステムサイドの認識の翻訳を行った。また自己売買取引に係る経理業務や、新商品に対するプロダクトコントロール業務を行うとともに、オフサイトモニタリング等について前任者として確認業務を行った。
  • MBA 取得と同時に、スタンダードチャータード銀行東京支店の財務経理部へ転職し、Group Reportingチームにて勤務。日本における月次決算業務を行うと共に、IFRS 連結パッケージや英規制当局へ提出するCountry Exposure Report の作成、AD Ratio や顧客別与信のモニタリング業務に携わった。
  • 2018 年10月より、大田区議会議員の岸田てつはる事務所にて、2019 年4月に行われる統一地方選挙に向けた責任者兼秘書として大田区議会議長公務や各種政治活動・選挙活動に関して、政策立案および各種資料・原稿作成などを行う。2019 年4 月に当選につき事務所退社。翌月より参議院議員羽生田俊事務所に勤務。2019年7月に執行された参議院選挙にて候補者に同行し、各種演説や日程調整等を行う。選挙後は参議院議員会館事務所にて本人同行や各種資料や原稿作成等を行う。
  • 2020年2月より、アルテリア・ネットワークス株式会社財務・経理本部 財務部 資金課にて、財務部長補佐および資金課長として勤務。主に資金繰り、金融機関向けデッドIR 、資金調達、コストコントロール、証券化等・セールス&リースバック等に従事。また社内の中期経営計画策定PJ やサスティナビリティ計画策定PJ にも参画。また2022 年10月より自費にて早稲田大学大学院会計研究科による「財務経営陣のための会計・ESG 講座」に通学。非財務情報を利用した格付機関や銀行との対話により、R&I でのA 格付の取得や総額480億円の調達を実施。2023年5月に丸紅及びセコムによる同社TOBを見届け、開示翌日に退社。
  • 2023年5月より、ミーク株式会社に財務・IR 担当として入社。主に上場準備や資本関係構築、リスク管理、入出金管理、内部統制体制の構築などに関与。2024年より内部監査室も兼務。
  • 現在、明治大学等にて非常勤で社会人向けに金融に関する講義を行っており、2021 年2月には米国株投資に関する書籍(岸泰裕 はじめての米国株入門 成美堂出版 2021 年)を出版。金融機関でも購入されるなど好評で重版された。2024年6月には新NISAに関する著書も出版(岸泰裕 新NISAではじめる米国株 成美堂出版 2024 年)。


職務概要

ミーク株式会社 2023年05月~現在

2023年05月 経営管理室の財務・IR担当として入社。内部監査室も兼務。

財務関連業務

  • 上場準備
  • 内部統制
  • 取引与信等リスク管理業務
  • 支払請求書対応
  • 請求業務対応
  • IR関連業務
  • エクイティIR業務
  • デッドIR業務(銀行・証券・保険等)
  • 信用調査機関対応

アルテリア・ネットワークス株式会社 2020年02月~2023年05月

2020年02月 財務・経理本部、財務部、財務部長補佐および資金課長を兼務。
※実質CFO直下での財務部長業務。

コーポレートファイナンス関連業務

  • 資金調達(480億円のシローン組成)
  • キャッシュコントロール(資金繰り)
  • 日々の決済業務
  • デッドIR業務(銀行・証券・保険等)
  • 公開格付取得(R&IよりA-安定的取得、当初証券会社見通しはBBB格)
  • 銀行とのリレーションを利用した営業協力
  • 起債に向けた社内体制構築・対応。
  • コストコントロール
  • 各種債権の証券化検討
  • セールス&リースバック
  • 財務戦略策定
  • 中期経営計画策定(財務面)
  • M&Aに関する財務分析面等サポート

その他社内業務

  • 中期経営計画策定PJ委員
  • サスティナビリティ計画策定PJ委員
  • サスティナビリティ推進委員(CFO部門)
  • ISO推進副責任者(CFO部門)
  • 釣り部部長

※2022年10月より自費にて
早稲田大学大学院会計研究科「財務経営陣のための会計・ESG講座」に通学。

参議院議員 羽生田俊事務所 秘書 2019年05月~2020年1月

2019年05月 参議院議員羽生田俊事務所 秘書。

政策立案業務

  • 本人同行秘書
  • 参議院厚生労働委員会での質問作成
  • 参議院財政金融委員会での質問作成
  • 寄稿などの各種原稿作成
  • 診療報酬改定に伴う厚労省向け意見等作成
  • 各種事務資料作成
  • マスコミ対応

大田区議会議員 岸田てつはる事務所 秘書 2018年10月~2019年04月

2018年10月 大田区議会議員 岸田てつはる事務所責任者兼秘書。

政策立案関係

  • (当時)議長公務に伴う各種原稿、資料作成
  • 支援者等に対する活動報告
  • 政治活動、選挙活動に関する各種資料作成
  • マスコミ等対応
  • 収支管理

明治大学 リバティアカデミー講師 2014年04月~現在

2014年04月 明治大学のリバティアカデミー(生涯学習)にて「金融リテラシーの基礎」等を担当。

主な講義内容

  • 金融リテラシーの必要性
  • 利率計算や割引現在価値
  • ライフプラン
  • 各種金融機関の特性
  • 近年の金融の動き(金融危機やバーゼルⅢ等)
  • コーポレートファイナンス
  • ESG/SDGsとは

スタンダードチャータード銀行 東京支店 2011年09月~2014年10月

2011年09月 経理財務部のGroup Reporting Teamスタッフとして入社

日次/月次・経理業務

  • Deposit残高やAD Ratioの算出およびモニタリング
  • 日々の損益変変動やSuspense Account・Nostro Accountのコントロール
  • 保有債券の時価評価金額のモニタリングや日々外貨PLの集計および為替のカバー指示
  • 国別債権債務リスク管理

四半期決算

  • IFRS連結パッケージ作成
  • 英規制当局へ提出するCountry Exposure Report作成

各種業務アウトソースプロジェクト

  • 各種業務を中国天津やインドチェンナイ等へのアウトソース

日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社) 2009年10月~2011年08月

2009年10月 経理部第一主計課スタッフとして着任

自己売買取引や新商品対応に係る経理業務

  • 自己売買取引に係る損益計算業務。
  • 経理処理や法定元帳の整備等。
  • 他部署とともにモデルの妥当性検証等のプロダクトコントロール業務。

SMFG向け連結PKG作成

  • ローン、担保債務、有価証券等について。

開示書類の確認業務

  • 事業報告書や決算短信、オフサイトモニタリング等の確認業務。

部内統制整備等

  • Calypsoシステム導入プロジェクト参画。
  • マニュアルやスプレッドシートコントロール等。

日興シティホールディングス株式会社(金融持株会社) 2008年5月~2009年10月

2008年5月 経理部第一主計課スタッフとして出向

連結開示資料作成

  • 有価証券報告書注記作成業務。

連結会計

  • 証券子会社の予実分析。
  • プリンシパルインベスト子会社の予実分析。

日興コーディアル証券の開示資料作成

  • 決算短信。
  • オフサイトモニタリング資料。
  • 金商法の事業報告書。

税務関係

  • 連結納税作業アシスタント。
  • 地方税、消費税、印紙税、単体税務申告書作成業務。
  • 税務調査対応。

経営会議体向け資料作成

  • 監査役向け報告資料等。

会計システム導入

  • ORACLE導入プロジェクト参画。

日興コーディアルグループ株式会社(金融持株会社) 2008年4月~2008年5月

2008年4月 経理部第一主計課スタッフとして出向

単体決算業務

  • 減価償却計算
  • 各種資料チェック業務

WP作成等についてEY税理士法人よりレクチャー

海上自衛隊 2001年4月~2003年9月

2001年4月 海上自衛隊第一術科学校生徒部 着任
(同日に広島県立西高等学校の生徒となる。)

旧海軍兵学校 生徒課程

  • 通信士として教育を受ける。
  • PC等を使った情報関係業務。
  • 午前中に高校としての授業を受け、午後に自衛官としての訓練を受ける。