岸泰裕です。
今回の選挙公約の細かい文字を読み込みましたか?
いくつかの政党のマニフェストの隅に、小さく、しかし極めて重要な文言が書かれています。
**「デジタル通貨(CBDC)の実証実験加速」**や**「決済のフルデジタル化」**です。
これは何を意味するか。
数年以内に、私たちが使い慣れた「現金(紙幣・硬貨)」が廃止、あるいは極端に使いにくいものになる未来への布石です。
「便利になっていいじゃないか」と思いますか?
投資家の視点では、これは「自由の死」を意味します。

1. お金に「色」がつく世界
デジタル円(CBDC)の本質は、お金が「プログラマブル(プログラム可能)」になることです。
- 「この給付金は3ヶ月以内に使わないと消滅する」
- 「このお金は特定の店でしか使えない」
政府は、景気対策や政策誘導のために、個人の資産をコントロールできるようになります。
これはもはや「お金」ではなく、「期限付きクーポン」です。
貯蓄の自由が奪われ、強制的に消費させられる未来が見えます。
2. 完全監視社会の完成
現金がなくなれば、全ての取引データが国家に把握されます。
「いつ、どこで、誰と、何を買ったか」。
プライバシーは消滅します。
さらに恐ろしいのは、口座凍結のワンクリック化です。
税金の未納や、政府にとって不都合な行動をとった場合、瞬時に資産をロックされるリスクが生じます。
3. 結論:アナログな資産を確保せよ
デジタル化が進めば進むほど、**「デジタルの外にある資産」**の価値が高まります。
それが、金貨(アンティークコイン)や金地金です。
これらは、電気がなくても、ネットがなくても、国家の許可がなくても価値を持ちます。
完全キャッシュレス社会において、手元にある1枚のコインは、あなたの「最後の自由」を担保する鍵となるでしょう。